日々の暮らしの中で、目に触れたり、耳にしたことを、生活・文化面を中心に、コラム風に綴ってていきたいと思っています

手作りおせちとお取り寄せおせち 高島屋のおせちはさて?
 年末年始の楽しみは、昔は紅白歌合戦を見ながら、家族でいっぱいやり、最後に年越し蕎麦で仕上げるところまでが、本当の一番の楽しみで、除夜の鐘を聞くと、新たな気分にはなるが、何か気が抜けてしまったようになる。

そして、念じた一年の計も、振り返ってみると、今年も達成できなかった。

 今年は、年明けから事件多発で、無事に平成二〇年というという年が終わるのかという感もするが、街では、とっくにお歳暮は始まっており、年賀状やらクリスマスやら、正月の準備、それに、肝心の大掃除だと何かとあわただしい。



 正月の、話題に、そして、おせち話題に移ろう。

 昔の正月はのどかだった。

 少なくとも、三が日は商店が開かなかった。

 もともと、おせちの由来は、濃いめに味付けをした煮物を中心に量も多めに作っておき、正月の間はそれを小出しにして頂き、おとそを祝う。

 いうなれば、主婦も正月くらいはゆっくりしてくれという意味合いがあったようだ。

 しかし、昨今の主婦はどうなのだろう。

 炊事に、掃除、洗濯にしても、電気製品の便利なものができ、随分昔と比べると、家事も楽になったのではないだろうか。

 私の記憶では、亡くなった母は、紅白歌合戦が始まる直前まで、おせちを詰めていた。

 また、私の家内にしても、同様な状況だった。

 そして、正月には、少し朝寝をして、おせちにお雑煮、そして、おとそを頂く。

 しかし、子供たちが独立してからは、手作りおせちの品数も減ってきた。

 関西に住んでいた両親が、私たち子供が独立してからは、手作りのおせちを作らなくなり、お取り寄せのおせちを買っていたことも思い出し、なんとなく、その心境が分かるような歳になった。

 我が家でも、家の味を娘にでも伝えたいようだが、果たしてどうなるか、先は分からない。

しかし、そのうち、お取り寄せのおせちになるだろう。

 そんな、おせちに対する私のこだわりは、まずは、味付けである。

 今だに、関西風の薄味がいい。

 それは、同じく関西出身の家内にしてもそうだ。

 そして、おせちの品の中でも、私がこだわるのは、里芋や竹の子、蓮根の煮付け等である。

 紅白のかまぼこや海老等は、言わば縁起物。

 息子に至っては、おせち以外に家内手作りの豚肉巻きという創作料理に箸が伸びる。

 お取り寄せのおせちも、デパート各社やスーパーはもとより、コンビニでも取り扱うようになり、それぞれ、オリジナリティを出そうと、価格との兼ね合いもあり、しのぎを削っておられる。

 高島屋においても、12月20日までネットショップにおいて、おせちの予約を受け付けておられるが、高島屋のおせちのキーワードは有名料亭やホテルのおせちを約百種類も取りそろえた点であろう。

 関東限定品、関西限定品と区分けしてある。

 それだけに、和風、洋風と種類は多いし、価格帯にも、人数構成も含めてかなりの幅がある。

 さしずめ、我が家の所帯構成やら、我が家の先ほども記した、好みの味とかを総合してみると、京都料亭の味より、わらびの里「和」(二人前)(税込16,800円)あたりが、量的にも価格的にもよさそうかなと眼で楽しませて頂いた。


和
 
 写真を拝借したが、ほぼ、私の好物は揃っている。

 さて、今後、我が家の伝承のおせちが、娘に伝わるか、或いは、なくなり、両親がそうであったように、いつか、お取り寄せになるのか、こればっかりは、まだまだ、分からない。

 
高島屋

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