クリスマスに贈りたい絵本 「象と木の物語」
クリスマスの絵本の紹介を書きながら、少しためらいがある。
というのは、ちょっとした機会で、その本の存在を知り、店頭でも手に取ってみたものだが、内容が重い。
しかし、この絵本を紹介せずにはいられない。
そして、絵本といえども、「象と木の物語」は、子供さんだけではなく、お母さんなり、お父さんなり、ご父兄が子どもさんに読んであげてほしい。
絵本の題名は「象と木の物語」。

作者は、シンガポールの新鋭絵本作家、ジン・ピン女史で、彼女のデビュー作といってもよい。
ジン・ピン女史は「アニマル・プラネット・シリーズ」のとある作品の出演者として、世界からの3万人以上の応募者の中から選ばれた6人のうちの一人である。
彼女は捕獲された象やアジアの野生動物の苦しみに、世間の耳目を集めるべく活動しており、シンガポールとマレーシアにおける「6人の勇気を与えてくれる女性」の一人として選ばれた。
メディアファクトリーから出版された「象と木の物語」(定価:1400円)の中では、幼馴染の像と木を主人公に森林伐採による、自然破壊に警告を発している。
象も木も、ともに物を言わないもの生き物だ。
人間に窮状を訴える術を知らない。
しかし、共に、森林伐採により、その生存を脅かされている。
そして、ストーリーはこうした現実を背景にした、幼馴染の象と木のお別れの話だ。
絵本に使われている基本カラーは黒。
この絵本の簡潔な文は、UAが訳を担当した。
この本のテーマは、悲しいまでの、自然破壊に対する抗議と訴えである。
それが、黒を基調とした、白地の文章に象徴されている。
絵本という形をとった地球環境破壊への警告の書ともいえるだろう。
また、日本初の試みとして、カーボンパス(日本人1人が1日に排出するCO2=25kg分)のステッカーを付録につけてある。
なお、絵本の説明には、3歳から大人までと書いてある。
これは、お子様を持たれている親御さんには、子供さんに、地球温暖化やCO2削減といった問題に始まり、エコの大切さを旨く説明するように読んで頂きたいという願いだ。
さらに、子供だけでなく、大人にも「人間と自然の未来」を考えさせてくれる絵本の名を借りた告発書として読まねばならないだろうと思う。
注釈:カーボン・パスは生活や企業活動を通じて排出される二酸化炭素(CO2)を、CO2削減プログラムで埋め合わせ、地球レベルでバランスを取る「カーボンオフセット」のチケット。
植林、エコロジー関連研究など、CO2の排出相殺(オフセット)する様々な取り組みをカーボンオフセットという。
カーボン・パス付き商品を購入することで、個人でも簡単にカーボンオフセットに取り込むことが可能になるという仕組みになっている。
なお、最後になったが、前回の企画「この秋、どんな本を読みましたか? おすすめの本を教えてください。」において、私の拙稿を取り上げて頂いてお礼を申します。

クリスマスプレゼントにピッタリの「絵本」を教えてください。
というのは、ちょっとした機会で、その本の存在を知り、店頭でも手に取ってみたものだが、内容が重い。
しかし、この絵本を紹介せずにはいられない。
そして、絵本といえども、「象と木の物語」は、子供さんだけではなく、お母さんなり、お父さんなり、ご父兄が子どもさんに読んであげてほしい。
絵本の題名は「象と木の物語」。

作者は、シンガポールの新鋭絵本作家、ジン・ピン女史で、彼女のデビュー作といってもよい。
ジン・ピン女史は「アニマル・プラネット・シリーズ」のとある作品の出演者として、世界からの3万人以上の応募者の中から選ばれた6人のうちの一人である。
彼女は捕獲された象やアジアの野生動物の苦しみに、世間の耳目を集めるべく活動しており、シンガポールとマレーシアにおける「6人の勇気を与えてくれる女性」の一人として選ばれた。
メディアファクトリーから出版された「象と木の物語」(定価:1400円)の中では、幼馴染の像と木を主人公に森林伐採による、自然破壊に警告を発している。
象も木も、ともに物を言わないもの生き物だ。
人間に窮状を訴える術を知らない。
しかし、共に、森林伐採により、その生存を脅かされている。
そして、ストーリーはこうした現実を背景にした、幼馴染の象と木のお別れの話だ。
絵本に使われている基本カラーは黒。
この絵本の簡潔な文は、UAが訳を担当した。
この本のテーマは、悲しいまでの、自然破壊に対する抗議と訴えである。
それが、黒を基調とした、白地の文章に象徴されている。
絵本という形をとった地球環境破壊への警告の書ともいえるだろう。
また、日本初の試みとして、カーボンパス(日本人1人が1日に排出するCO2=25kg分)のステッカーを付録につけてある。
なお、絵本の説明には、3歳から大人までと書いてある。
これは、お子様を持たれている親御さんには、子供さんに、地球温暖化やCO2削減といった問題に始まり、エコの大切さを旨く説明するように読んで頂きたいという願いだ。
さらに、子供だけでなく、大人にも「人間と自然の未来」を考えさせてくれる絵本の名を借りた告発書として読まねばならないだろうと思う。
注釈:カーボン・パスは生活や企業活動を通じて排出される二酸化炭素(CO2)を、CO2削減プログラムで埋め合わせ、地球レベルでバランスを取る「カーボンオフセット」のチケット。
植林、エコロジー関連研究など、CO2の排出相殺(オフセット)する様々な取り組みをカーボンオフセットという。
カーボン・パス付き商品を購入することで、個人でも簡単にカーボンオフセットに取り込むことが可能になるという仕組みになっている。
なお、最後になったが、前回の企画「この秋、どんな本を読みましたか? おすすめの本を教えてください。」において、私の拙稿を取り上げて頂いてお礼を申します。

クリスマスプレゼントにピッタリの「絵本」を教えてください。












